SendGridのメール送信イベントを保存したいときは、Event Webhookを使います。
保存先はHTTPのPOSTを受信できる環境であれば何でも構いません。手元の環境で確認したい場合はngrokが便利です。Web上でデバッグしたい場合は次のようなサービスが使えます。
- Webhookのデバッグに便利なツール「Beeceptor」の紹介 | SendGridブログ
- Webhookのデバッグに便利なツール「Webhook.site」の紹介 | SendGridブログ
- Webhookのデバッグに便利なツール「Runscope」の紹介 | SendGridブログ
運用レベルのものを含めてSendGridのブログでも色々紹介されているので、興味ある方はぜひ見てください。
さて、本題へ。
今回はSumo Logicというログデータの収集・管理サービスを使ってSendGridのEvent Webhookを受信してみます。設定は簡単です。
ログインしたら「Setup Wizard」を選びます。
「Set Up Streaming Data」を選択してください。
Data Typeは「All Other Sources」を選びます。
SendGridのPOSTを受け取るので「HTTP Source」を選びます。
Source Categoryを入力します。「
ここでは「kikutaro/sendgrid/event」としました。(1つ足りないですが…特に問題なさそう?)
URLが発行されるので、コピーします。
Sumo Logic側の設定は以上です。
あとはコピーしたURLをSendGridのEvent Webhookに設定するだけです。設定したら「Test Your Integration」ボタンでダミーイベントを送信します。
イベント情報を正常に受信すると、次のように表示されます。簡単ですね。
この環境でどんな分析ができるのか、色々試してみたいと思います~。